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「存在意義」を「行動」へと変換する、DAIALECのパーパスドリブン

近年、多くの企業が「パーパス(存在意義)」を掲げるようになりました。しかし、せっかく立派な言葉を作っても、「現場には浸透していない」「日々の業務とどう繋がっているか分からない」という声をよく耳にします。

 

その要因は、社員の巻き込み方といった「プロセス」の問題だけではありません。実は、「何を言語化しているか」というパーパスを考える「問い」そのものにも根本的な原因があるのです。

 

DAIALECが提供する「パーパスドリブン」は、綺麗なスローガンを作るサービスではありません。パーパスを、「会社の存在意義」の言語化だけで終わらせることなく、自社の「真の強み(エビデンス)」と「克服すべき課題」まで徹底的にブレイクダウンし、社員一人ひとりの誇りと行動を駆動させる。それが、私たちが大切にしていることです。

 

今回のコラムでは、パーパスを作るプロセスの方ではなく、パーパスでは「何を言語化すればいいか?」について説明していきたいと思います。

1. 「理想」ではなく、積み上げてきた「事実」から紡ぐ

パーパスを言語化する際、多くの企業は「どうありたいか?」という未来の理想像から描き始めます。しかし、実態の伴わない理想だけの言葉は、現場との距離を生むばかりです。

 

DAIALECの言語化は、常に「事実」からスタートします。

「今日まで、なぜこの会社は市場から求められ、生き残ってこれたのか?」という、日々の泥臭い仕事の中で積み上げてきた具体的な提供価値(=事実)を掘り起こすことから始めます。

 

自社にとっては当たり前すぎて見過ごされている「現場のこだわり」や「大切にされてきた背景」。それらを経営層から現場社員までを巻き込んだ対話を通じて紡ぎ出すことで、企業の深層に流れる「本質的な価値」を定義していきます。

2. 「強みのエビデンス」が、真の価値を証明する

ここで一つ、重要な視点があります。なぜ、パーパス(存在意義)を語るのに「強み」の言語化まで必要なのか、ということです。

 

一般的にパーパスは「社会に対する価値」という大きな外向きの言葉になりがちですが、それだけでは現場の社員にとって「今日、何をすればいいのか」が見えてきません。そこで不可欠なのが、その価値を支える「強みのエビデンス(価値の源泉)」の言語化なのです。

 

パーパスという抽象的な言葉を、どうやって自分事化するか。その鍵は、このエビデンスとの接続にあります。

 

もし、そのパーパスが単なる「綺麗な言葉」ではなく、本当に自社独自の価値を突いているのであれば、そこには必ず「他社には真似できない、自分たちがそれを実際に実現し得た理由(強み)」があるはずです。逆に言えば、強みのエビデンスが具体的に示せないのであれば、それはまだ真の価値を捉え切れていないことになります。

 

パーパス: 何のために存在するのか(社会への価値)

 

強みのエビデンス: それを「何で」実現してきたのか(具体的な行動・独自のこだわり)

 

「自分たちが日々大切にしてきた〇〇という行動こそが、この会社の価値を支えていたんだ」

そう心から確信できるレベルまでエビデンスを言語化することで、パーパスは初めて「真実」となります。自分たちの歩んできた道が会社の誇りへと直結し、社員一人ひとりの日常の行動が、そのままパーパスの実現に繋がっているという確かな手応えを生むのです。

3. 「課題」とセットにすることで、組織が「駆動(ドリブン)」する

DAIALECのパーパスドリブンは、言葉を定義して終わりにしません。その価値をさらに圧倒的なものへと高めるために、「理想と現状のギャップ(解決すべき課題)」を同時に明確にします。

 

「このパーパスを研ぎ澄ますために、今、何を優先的に、どんな領域をより高めていくべきか?どんな課題を解決すべきか?」

このような問いをセットにすることで、言葉は「飾るもの」から、現場の判断基準となり、組織を未来へ動かす「エネルギー」へと変わります。

 

 

実践事例:パーパスが組織を動かした瞬間

DAIALECが伴走し、パーパスを軸に変革が進んだ2つの事例を簡単にご紹介します。

 

事例①:スマホアプリ制作会社

 

価値: 「使ってすぐ“面白い”を提供する。面白いが最上位。」

 

強み: 「『面白いかどうか?』に、徹底的にこだわる。職種や役割の壁を超え、全員で『面白い』を追求する徹底的な対話の文化。」

 

課題: リモートワークの増加により、雑談や対話の機会が激減。「面白さ」を磨く文化が風化し、採用時にもその魅力がうまく伝わっていなかった。

 

ドリブン(実行): 社内の対話インフラの再整備(意図的なコミュニケーション設計)や、こだわりが伝わるHPへの刷新。結果として、文化に共感する人材の採用を加速。

 

事例②:マニュアル制作会社

 

価値: 「誰でも最先端の製品・サービス・体験をかんたんに使うことができる社会を」

 

強み: 単なる製品やサービス利用マニュアル制作に留まらず、eラーニングやAI技術など、多角的なノウハウがある事。

 

課題: 多角的なノウハウを蓄積した結果、それぞれが事業化。各事業部の最適化が進みすぎて、知見が横断的に繋がりにくくなり、「総合的な支援ができる」という自社の強みが、外にも中にも認識されなくなっている。

 

ドリブン(実行): 事業部を超えたノウハウ共有イベントの定例化。社外に向けては「複数事業を横断したチーム支援」という価値を打ち出し、単価と満足度の高い大型案件受注に。

終わりに:共につくり、共に実現する

パーパスは、外部から与えられるものではなく、自分たちの中に眠っている「真の姿」を解き明かすプロセスです。

自分たちの仕事が、社会の何に繋がり、どんな独自の強みに支えられているのか。その「正体」を言葉にできたとき、組織はもはや管理されずとも、自律的に未来へ向かって走り出します。

DAIALECは、その言葉を紡ぐ対話から、具体的な選択を変えていく実行まで、貴社に伴走し続けます。

MVVやパーパスの策定に課題がある、策定しても機能しないと感じている経営者・担当者の方に。

パーパスの設定と組織の自律的なドリブンまで、その「設計から実践」までをサポートする「パーパスドリブン コンサルティング」

DAIALECは社員が会社や仕事に意味や価値を感じられるパーパスを社員と一緒に作り、具体的な実践までをご支援します。

DAIALECのパーパス実践ネットワーク

DAIALECは、組織開発のノウハウや多様な専門家のネットワークでパーパスドリブンを実現します。

組織風土コンサルティングのスコラ・コンサルトの元代表取締役が立ち上げたDAIALEC。

 

組織開発のコンサルティングをはじめ、各種経営者のコーチ、対話・ファシリテーターなどの豊富な経験・ナレッジを持っています。

また、大手広告会社との提携し、パーパスドリブンに必要となるクリエイティブ制作や社内外の広報についてもワンストップで対応。

 

その他にもシステム、人事制度、マーケティング、それに伴うPJマネジメントを得意とするコンサルタントをネットワークしています。

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